交通事故に基づく休業補償

休業補償とは

交通事故の休業補償とは、事故によってやむなく休業したことで減少した分の収入（＝休業損害）に対して支払われるものです。

職業によって多少変わります。

(1) サラリーマンのような給与所得者
サラリーマンのような給与所得者は事故前３か月の平均給与を参考に算定します。この給与には諸手当も含まれます。また、有給休暇中の事故でも休業損害が認められます。収入を証明するには源泉徴収票や給与明細書などの書類を用意する必要があります。

(2) 自営業者
自営業者の場合は、交通事故によって実際に収入が減ったり、事業を営む際に発生した損害が休業損害として認められます。収入を証明するには確定申告書や納税証明書が必要となります。

(3) 主婦や家事手伝い
主婦や家事手伝いのように家事に従事している方は「賃金センサス」と呼ばれる平均賃金を基に計算されます。しかし家庭内では家事に従事しつつも外に働きに出ている主婦である場合、その両方について、交通事故の休業補償を請求できず、どちらか多い方しか請求できないので注意が必要です。

休業補償の具体的適用範囲や計算方法は複雑で、お悩みの方も多いと思われます。お困りの際は平間法律事務所までご相談ください。交通事故事件のノウハウが豊富な弁護士がアドバイスさせて頂きます。

※お電話でのご相談は原則1営業日以内にお返事いたします。ただし繁忙期の際は週末にお返事をする場合もございますので、ご了承ください。

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あらゆる法律を武器として、あなたの権利と利益のために弁護士平間邦男は戦います。