骨折で後遺症が出てしまったら

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最近、飲酒運転による交通事故などが問題になっています。交通事故は減少傾向にあるとはいえ、一年で70万件ほど起こっており、まだまだ少ないということはできません。法律を守って安全運転を心がけていたとしても、相手が突っ込んでくる可能性もあるのです。では、もし交通事故に巻き込まれた際にはどうすればよいのでしょうか。

交通事故で骨折したら

交通事故によって骨折などの怪我をした場合、治療費や通院費は、相手方に請求することができます。（相手方の過失が全くない場合はできませんが）その他にも、損害賠償してもらえるものとして、逸失利益、慰謝料、休業損害などがあります。

骨折などの怪我の治療費や通院費が請求できることはわかりやすいと思いますが、骨折などの怪我の治療や通院によって被った精神的苦痛・肉体的苦痛に対する慰謝料も請求できるということはポイントになるでしょう。また、骨折などの怪我によっていわゆる後遺症が残ってしまった場合、後遺症がなければ得られたはずの利益が失われてしまいますから、その利益（逸失利益といいます）や、後遺症が残ったことによる精神的苦痛・肉体的苦痛に対する慰謝料を、通常の慰謝料とは別に請求できることもおさえておきましょう。