北海道の交通事故
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今回は、北海道の交通事故に関わる裁判例をご紹介します。
北海道では、やはり積雪のためにスリップなどをして交通事故になるケースが少なくないようです。札幌地裁による以下の判決では、積雪している道路を徐行しなかった被害者に対して50%の過失を認めています。
北海道の交通事故判例
「加害車両が、積雪していて道が狭くなっている橋に進入する直前に時速30Kmで走行中、橋の反対側から時速40~50Kmで向かってくる被害車両を発見したため、ブレーキをかけると、スリップして車線をはみ出した状態で橋に進入し、これを見た被害車両もブレーキをかけたが止まりきれずに、橋の中央付近で、接触した事故で、徐行走行安全義務を怠ったとして、被害者に50%の過失」(札幌地判H2.6.29交通民23.3.823)を認めています。
とはいえ、実際の交通事故の過失割合はケースバイケースになりますので、一度弁護士に相談してみるようにしてください。