交通事故の過失割合について
過失割合って何ですか
過失割合とは、交通事故における被害者と加害者双方の過失の程度を割合で表したものです。過失は不注意と言いかえることもできます。
一般に、交通事故において加害者と被害者の過失割合が100:0になることは追突事故を除いては滅多にありません。たとえば加害者と被害者の過失割合が80:20だと100万円の損失のうち加害者は80万円だけ支払えばいいことになります。
このように過失割合は交通事故の損害賠償請求において重要な役割を果たします。
具体的に交通事故の過失ってどういうものですか
たとえば自動車同士の交通事故ですと、「著しい過失」とされるものは運転している人の前方不注意や操作違反、酒気帯び運転や時速15~30km程度のスピード違反などです。「重過失」とされるものは運転している人の無免許運転、居眠り運転や酒酔い運転、時速30km以上のスピード違反などです。
ただしこれらは個別具体的な状況に即して判断されます。また立証が困難であることも多くあります。そこで、交通事故被害者が思うような損害賠償を得られないのも事実です。
平間法律事務所は豊富な知識と経験から交通事故の過失について悩むあなたのお手伝いをさせていただきます。万が一、交通事故の被害者になってしまわれた場合は、なるべく早く弁護士にご相談ください。