交通事故の後遺障害認定における弁護士の役割
交通事故の後遺障害とは
後遺障害とは、交通事故による怪我が、症状固定(治療を続けても大幅な改善が見込めず、長いスパンでみて回復や増悪がなくなった状態のことをいいます)の後にも残ってしまった症状を指します。
これは、交通事故直後に認められた傷害分とは別に、相手方に請求できる損害賠償の対象になります。
後遺障害に対する損害賠償を交通事故の相手方に請求するためには、後遺障害の等級認定が必要になります。後遺障害の態様は被害者によって様々であり、すべての被害者の損害を個別具体的に算出することは困難であるため、まず後遺障害の等級を定め、それを基にして損害賠償額を算出するのです。
被害者の方にとって納得のいく適正な賠償を受けるためには、適正な等級認定を受ける必要があります。
交通事故の後遺障害認定における弁護士の役割
適正な後遺障害等級認定を受けるためには、交通事故被害者が訴えている症状をひとつずつ精査し、的確で有効な立証資料を提出することが必要です。
また、万が一認定結果に納得がいかなければ、異議申立てをすることもあります。
これらの手続きを、交通事故被害者の納得のいく結果になるようにすすめていくには、専門家の豊富な経験と知識が必要不可欠です。交通事故の後遺障害については、まず弁護士に相談することをお勧めします。
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