交通事故による鞭打ち

そもそも鞭打ちってどういう症状のことをいうのですか?

鞭打ちとは、外傷性頸部症候群(がいしょうせいけいぶしょうこうぐん)または頚椎捻挫(けいついねんざ)ともいい、自動車事故を原因とする頸部(首の部分)やその周辺の頭部外傷や骨折、打ち身、捻挫などのことをいいます。

交通事故の翌日あたりから鞭打ちの症状はあらわれ始めます。頭痛・吐き気・耳鳴り・めまい・食欲不振などの症状や肩、首筋、背中のこりや痛みなどの症状があらわれることが多いようです。

頭痛・吐き気のような自律神経に関係のある症状や背中や頸部の痛みは周期的に訪れ、長期化するケースが多いです。時には何十年、一生に及ぶこともあります。首の周囲には大事な神経が集中しているので頸部をいためてしまうと全身にその影響がでるのです。

この鞭打ちが厄介なのが事故当日は症状が出にくいため、気づかないことが多い点です。事故にあったらそれほど自覚症状はなくとも事故当日にかならず医師に診察してもらいましょう。日数が経過してからでは交通事故による鞭打ちと認定されにくくなってしまい後々不利益を被ることになります。

示談が成立してしまった後に鞭打ちの症状がでても、示談の内容がかわることは原則としてありませんし、診断書がなければ警察に人身事故の届出をすることができません。交通事故が原因の鞭打ちについてお悩みなら弁護士に相談して法的な解決策をさがしてみるとよいでしょう。

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平間弁護士からのメッセージ

 保険会社の提示する異常に低い金額で示談してしまう人の何と多いことか。本当に胸が痛みます。交通事故に逢ってしまったときには迷わずご相談下さい。

あらゆる法律を武器として、あなたの権利と利益のために弁護士平間邦男は戦います。



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