慰謝料の任意保険での基準と裁判での基準
当法律事務所では、東京都小金井市に限らず、全国各地からのあらゆる相談をお受けしております。年中無休の電話相談には、たくさんの相談が寄せられていますが、中でも多くなっているのが交通事故に関する相談です。
慰謝料は請求できるのか
最近お受けした相談の中で、交通事故に遭ってしまい、骨折して通院することになった。相手方は、治療費については支払ってくれているが、慰謝料は請求できるのか、というものがありました。交通事故によって怪我などをした場合、相手方に過失があれば、治療費・通院費・慰謝料・休業損害・逸失利益などについて損害賠償を請求することができます。ただ、比較的正確に把握することができる治療費や通院費などと違い、慰謝料はいくらと最初から決まっているものではありませんから、種々の事情を含めて算定する必要があります。
一般的に慰謝料の計算で使われる基準として(1)自賠責保険・任意保険で支払われる際に保険会社が使用する基準と、(2)裁判になった場合に裁判所が使用する基準とがあります。自賠責保険・任意保険基準よりも、裁判基準のほうがふつう、慰謝料額は高くなります。自賠責保険・任意保険基準に納得がいかない場合は、一度弁護士に相談してみてください。
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