右直事故ってどういうことですか
右直事故とは
交通事故に関して、右直事故という言葉を耳にする機会が多いですが右直事故とはいったいどういうことなのでしょうか。
具体例を挙げて説明しますと「対向車線から右折しようとした車両と直進する車両とが衝突する事故」のことです。自動車と単車の事故ではこの右直事故が最も多くなっているようです。
Aさんの運転する自動車が対向車線の直進車両がないことを確認して右折した際に対向車線の車両の陰からBさんの乗っている単車が直進してきて右直事故が起こるといったようなケースが多いです。
このケースだけでも①単にAさんがBさんの単車に気がつかなかった場合や②お互いに相手が道を譲るだろうと過信してつっこんだ場合、③Aさんがウィンカーを出さなかった場合や④直進は赤信号であるにもかかわらずBさんが突っ込んで直進してきた場合などたくさんの状況が考えられます。
過失割合は交通事故後の処理の趨勢を決する非常に重要なものです。この例のほかにも色々なパターンがあり、右直事故においても過失割合は個別具体的に判断されますから右直事故に遭った際にはなるべく早く弁護士にご相談ください。事故から時間が経過してしまってはできることも限られてくるのです。