バイク死亡事故の危険性
バイクの死亡事故率はとっても高い!
2003年の国内バイク販売台数と事故件数の関係を見てみますと、50ccまでの原付一種については死亡事故率が20.3%であるのに対し、251ccからのバイクによる死亡事故率は49.5%と非常に高くなっています。バイクは死亡事故の極めて起こりやすい危険な乗り物であることがわかるでしょう。
もう少し新しいデータですと、2009年の交通死亡事故統計では、死亡者の総数は4914人となっています。そのうち、バイクでの事故の死亡者数は886人で、全体の18%、つまり約5人に1人がバイクの死亡事故の犠牲となっているのです。違うデータからみてもやはりバイクは危険な乗り物であることがわかります。
若い人だけの問題ではありません
バイクでの死亡事故の年齢層は16歳から24歳が最も多くなっており予想のできそうな結果ですが、意外なことに、つぎにバイク死亡事故者の多い年齢層は30歳から39歳となっています。
これほど広い年齢層の方が、死亡事故率の高いバイクに乗って実際に死亡していると考えると他人事ではありません。死亡事故は多くの書類処理や示談交渉を伴います。非常に煩雑で難しいため、弁護士に任せることをおすすめします。